オラクル化粧品、コレ欲しいから買ってお母さーん。休日の昼下がり、家事も一通り終わり居間で寛いでいると、娘がドスドスと階段を駆け下り、間延び声で言う。手に持つのは雑誌。
オラクル?おねだりかと辟易つつ、話も聞かずに否定するのはどうかと思うわけ。とりあえず聞く体制に入る。
「化粧品じゃん。そっか、アンタもそういう歳になったんだねぇ」嬉しい?切ない?何とも言えない感情が込み上げてくる。
そのままうっかり物思いにふけったけど、娘の声で目が覚める。「そうよ、もう大人。だからオラクル買って!」「大人だったら自分で買いましょう」正しい反論でよね?
子供に大人とか言われちゃったら、ちょっと意地悪になっちゃうものよ。まぁでも、化粧品はいいか?貯金出来ない子だからどうせお金無いだろう、もうすぐ誕生日を迎える。
そん時にオラクルをプレゼントしてあげよう。サプライズプレゼントの方が、通常より嬉しいはず。あと2週間辛抱だよ。待とうね。